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AMBESSA JAPAN 2024決勝大会が行われました


 

オープニング


・まずは弊社代表Dawitから皆様へご挨拶



Ethiopian Coffee Houseの代表Dawit


AMBESSA JAPAN 2024の開催にあたり、参加してくださったロースター、今回のコンペに来日くださったゲスト審査員への感謝をお伝えさせていただきました。

ありがたいことにALO Berryはコーヒー好きの間では知られ始めておりますが、これからさらに多くの方に飲んでいただくきっかけになれば嬉しいです。


・ゲストジャッジのご紹介



Tamiru Tadesse(タミルタデッセ)氏とNigusse Tewdros(ニグセテオドロス)氏


Tamiru Tadesse(タミル タデッセ):
ALO COFFEEのオーナーであり今回の課題豆であるALO Berry(underscreen)を世界に発信した生産者でもあります。彼は口を開けばコーヒーのクオリティについて熱く語ります。

Nigusse Tewdros(ニグセ テオドロス):
2020年のエチオピアCOE1位を獲得したNigusse Gemeda(ニグセ ゲメダ)の息子さんです。高校2年生の時から父の仕事を手伝っており、血の滲むような努力をされてきました。
父の設立したKARAMO COFFEEで世界中と取引をできているのは彼の貢献があってこそです。

Ture Waji(トゥレ ワジ):
SOOKOO COFFEEのオーナー。アフリカ全体のコーヒー産業の発展を目指す「アフリカファインコーヒー協会」主催の品評会に出品したコーヒーが1位となり、高品質なコーヒーを世界市場に届けるエクスポーターとしての称号を獲得した生産者です。


・ファイナリストのご紹介



決勝進出者各店舗のロゴマーク



決勝進出のロースターの皆さん

田崎 慶貴/JUNCTION Coffee Roaster(熊本)
Bak Gwanu/SLOTH COFFEE ROASTERS(大阪)
堺原 拓人/Coffee Wrights(東京)
白井 渉/Days Coffee Roaster(新潟)
白上 大樹/canaan(沖縄)
石井 康雄/LEAVES COFFEE ROASTERS(東京)


Junction Coffee Roasterの田崎さんとTamiru氏


カッピング前に決勝進出を讃えてTamiru氏から皆さんにカッピングスプーンを贈呈。

たくさんのロースターが自分の豆に向き合ってくれたことに感謝を、決勝進出を決めた6ロースターはすでに素晴らしいロースターだとコメントしてくださいました。

 

審査開始


審査は予選と同じく飲んで美味しいと感じたものを選びます。
日本のロースターの美味しいとエチオピアの生産者の美味しいが同じかどうか気になりますね。

・カッピングの様子



Tamiru(タミル)氏とTure(トゥレ)氏


SLOTH COFFEE ROASTERSのBakさんとLEAVES COFFEE ROASTERSの石井さん


飲む前に香りをチェックするのですが、豆を挽いた瞬間から部屋にベリーの良い香りが広がっていました。

挽いた状態(ドライ)での香り、お湯を注いだ状態(クラスト)の香りを確かめます。

お湯を注いでから10分経ったら、いよいよカッピングです。


Days Coffee Roasterの白井さんとcanaanの白上さん


まずは温度が高い状態のコーヒーの味わいをチェックします。


エチオピアのコーヒー生産者(ゲストジャッジ)


温度が下がっていくにつれて味わいも変わってくるので、ひたすら飲み続けます。


Days Coffee Roasterの白井さん


LEAVES COFFEE石井さん、Coffee Wrights堺原さん、SLOTH COFEE朴さん


約20分間のカッピングで温かい状態から冷め切った状態までコーヒー全ての味わいを感じとられていました。

日本中から美味しいALO Berryが並んでいると思うとすごいですね。

どれも素晴らしいコーヒーであることは間違いないので選ぶのが難しそう。


 

結果発表


カッピングが終わったら一番美味しかったと思うコーヒーにコインで投票します。


コインで投票





映えある1位に選ばれたのは・・・




Coffee Wright(東京)の堺原 拓人さんでした!!!。

Coffee Wrightsの堺原さん


実はAMBESSA JAPANより先に行われていたCOFFEE COLLECTIONと呼ばれる焙煎コンペでもALO Berryで優勝されていた堺原さん。

その実力は日本だけにとどまらず、Tamiru氏とNigusse氏からも選ばれていました。

Tamiru氏コメント:フローラルでインテンシティーが高く(風味が強い)、複雑さ(色んな味わいがする)が素晴らしかった。

Nigusse氏コメント:ドライの段階からスパイシーで際立っていた。甘い余韻が良かった。


1位に選ばれたコーヒー


9名の審査員のうち4票が入っていましたが、特筆すべきはカッピング後のコーヒーの量。

我々スタッフも終わった後で飲ませていただこうと思っていたのですが堺原さんのコーヒーはダントツで全く残っていませんでした。

いかに美味しかったかが伺えますね。

2位は同率でDays Coffee Roaster(新潟)白井さんSLOTH COFFEE ROASTERS(大阪)朴さん

3位はJUNCTION Coffee Roaster(熊本)田崎さんでした。


トロフィー贈呈


Tamiru氏からトロフィーを贈呈し、堺原さんにはエチオピアの産地ツアーへご招待させていただきます。本当におめでとうございます。

Tamiru氏の農園はもちろん、エチオピアの今を体験してもらい、すべてのコーヒー好きにエチオピアの魅力を伝えてくださることを願っております。

 

エンディング


今回の大会では予選からたくさんのご応募をいただき、約70ものロースターの方がALO Berryに向き合ってくださいました。

これだけ多くのロースターが同じ豆を焼くことは中々ないと思いますので、きっと参加された方はこれまで以上にTamiru氏とALO Berryが記憶に残ったのではないでしょうか。

大会で実現したかったロースター同士のコミュニケーションもALO Berryという焙煎の難しい豆にどうアプローチしたか活発に共有されているところを拝見できて、大変嬉しく思いました。

AMBESSA JAPANは今後も課題豆やルールを変えながら続けていく予定ですので、今回残念ながら抽選で外れてしまったロースターの方も再度ご応募いただければ幸いです。

今後ともEthiopian Coffee Houseをよろしくお願いいたします。


主催、ゲスト審査員、ファイナリストの皆さん


会場協力:マーメイドコーヒーロースターズ池袋本店
Photo by:安田 直樹

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